お父さん・お母さん・兄弟・おじいちゃん・おばあちゃんなど
大切な人と「さようなら」をした君へ
大切な人がいなくなると、
いろいろな気持ちになるかもしれません。
悲しい、怒り(おこる)、不安(しんぱい)、恐れ(こわい)、
もしかしたら 何も考えることができなくなってしまってるかもしれません。
涙があふれて止めることができなくなったり、
勉強もスポーツも遊びも、ごはんも、
何もしたくなくなることもあります。
どこにも行きたくなくなって、
ずっと家の中にいたくなる。
おふとんから出たくない、部屋にいたいーー
誰とも話したくない
そんな気持ちになっているかもしれません
でも
もしかしたら、
とても悲しんでいるお母さんやお父さんを見て、
「自分ががんばらなきゃ!」
「自分がしっかりしないと!」っていう思いがあるかも?
―――そんな気持ちや変化は
ぜんぶ大切な人を亡くした時に起こる
当たり前のこと、自然なこと。
「そんな体験をしたのは自分だけ?」
「なんで自分ばっかり?」って感じるかもしれませんが
このプログラムは、
君と同じように大切な人を亡くした子たちだけが集まる場所です。
プログラム中に守るルールはあるけど、
それ以外は、
好きなことを好きなだけやっていい時間です。
どんな気持ちも出したくなったら出して大丈夫な場所。
もし来てみたいな、と思ったら、
そばにいる大人(お母さんやお父さん)にちょっと勇気を出して言ってみて
13:00集合→子どもプログラムスタート→はじまりのわ→
自由に遊ぶ時間(1)→おやつとおしゃべりの時間→
自由に遊ぶ時間(2)→おわりのわ→プログラム終了→15:00解散
子どもは、 自分が受けたショックやグリーフ(悲しみ)の表現がさまざまです。 言葉では言えずに、 〈行動〉や身体や心の〈症状〉として現れることもあります。 例えば ふだんより怒りっぽくなったり、ボーッとしたり、 物や人に八つ当たりをしたり、 勉強に集中できなくて学校の授業についていけなくなったり・・ 眠れない、食欲がない、頭痛、腹痛などの 症状として現れることも。 あるいは、 何事もなかったように振る舞う場合もあります。
このプログラムは 専門ファシリテーターが子どもをそばで見守りながら、 一緒に遊んだり、 体を動かしたり、 おしゃべりをしたりするなかで、 無理なく自然にグリーフを表現できる場所です。 決して 亡くなった方の話を聞き出したり、 悲しみを表現させたりする場ではありません。
それでも子どもたちは大切な人を亡くしたのは自分だけではないことを感じてくれます。
亡くなった大切な人の話しは、どこででも出来るという訳ではありません。
ここは大切な人の話しをしても大丈夫な安全な場所です。
私たちは、 大切な人を亡くした子どもたちにとって いつも安心安全な場所であることに努めています。 参加された子どもの保護者の方には、 「保護者プログラム」も同時に開催していますので お子様とは別の部屋で、保護者同士でお話しができます。お子様だけ参加し保護者の方は自分の時間を過ごされることも選択できます。
2018年度に始まった当プログラムは、 2019年に少人数(1〜2名程度)で開催 (お一人でも参加するお子様がいれば、開催します) 少しずつ広がりを見せている プログラムです。
同時開催の「保護者プログラム」では、保護者どうしでお話ができますので、ぜひご参加ください。
日 時 | 毎月第2日曜 13:00~15:00 |
場 所 |
港区民協働スペース・芝コミュニティーはうす (東京都港区芝5−13−15 芝三田森ビル2階) |
定 員 |
10名 |
対 象 | 大切な人を亡くした子ども(4歳から小学6年生まで)3歳以下のお子様もご相談ください |
参加費 |
無料 |
申込み |
下記のフォームからお申込みください。初めての方は「申し込み(初めての子どもプログラム)」へ。 問い合わせ先:griefminato@gmail.com |
初めて参加される方は、この下にある申し込みフォームからお願いします。